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速読

速読

昨年、授業の合間に15分ほど使って速読の訓練をやってもらいました。
たった15分ほどでしたが、1ヶ月ほどでも、読書スピードは確実に上がっていました。

これを、ずっと続ければ、かなり有効なスキルを身につけることができる、と思ったのですが、定期テストのたびに中断したり、時間に遅れてくる生徒ができなかったりでなかなか一貫性が持てず、段々やりにくくなってきてしまいました。

そこで、2学期以降は、日曜日に希望者だけで実施することにしました。

読書スピードの変化は以下のような結果になりました。
  (文字数/1分間)(番号順に10名のみ掲載)
   訓練前       1ヶ月 訓練後
  1 608          1708
  2 590          1344
  3 550           971
  4 727          2326
  5 1121          1672
  6 820          1142
  7 971          1426
  8 1002          1506
  9 370          1190
  10 1002          1820

以下は、塾で速読を始めるに至った私の速読体験記です。

速読で、カビが生えかけた脳を活性化するため、4つの速読法にチャレンジしてみました。

  1. フォトリーディング
  2. SSR速読法
  3. ジョイント速読法
  4. フォーカスリーディング

読書スピードが速いということは

  • 短い時間で本や新聞が読める
  • 時間が節約できる
  • 同じ時間内でたくさんの情報が得られる
  • 読書の精神的負担が軽くなる
  • 勉強の負荷が軽くなる
  • 視力も良くなるらしい

  ・  ・  ・  ・  ・  ・
とまあこんなに有利なことばかり
だから、1000の知識を覚えるより、はるかに有効なスキル
生涯にわたって使えるスキルなので
長期にわたるほどその差は大きくなる

と思い、是非速読法をマスターしようということで
4つの速読法を試してみたのでした。

速読体験その1 
まず、フォトリーディング

これは、あの有名な神田昌典氏が日本へ紹介した有名な読書法です。

もし写真を取るように情報が取り込めたらこりゃすごいと思い、
これに関する書籍を、5,6冊読み、理論武装して取り組みました。

1ヶ月間、寝食を忘れ、(あとで思い出して食べた)寝る間を惜しんで、昼寝をし、
毎日毎日やり続けました。
 1日約20分。

結果、私にはむいてないことがわかりました。 
あー残念! 
うまくいったら劇的に読書が変わると思って取り組んだのですが、私の右脳は錆び付いていたようです。

速読体験その2

SRS速読法 
これは、栗田昌裕博士という方が提唱する方法で、かなり理論的な裏づけもしっかりしています。
ただ、難しい。  脳みその腐りかけたわたしには、ちょっとハードルが高かった。

栗田昌裕博士はその書籍の中で、

従来の読書を、 かたつむり型読書、 尺取り虫型読書    
速読を 蝶型読書と  と呼んでいます。

従来型は 1次元的(直線型)読書  速読は2次・3次元的(平面・空間的)読書 と説明しています。

なんだか、分かる気がします。

氏の10回の講習で、8割以上の人が1分間に1万字以上、平均で2万字を達成するといっています。

それが可能になるのは、脳が文字情報として捉えるのではなく、イメージ情報として捉えるようになるからだそうです。

1分間に1万字はすごいことです。  わたしは、速読を始める前に計ったところ1300字程度でした。
本当に世界が変わるような気がします。

しかし、氏の書籍を2冊読んで、トレーニング法も結構紙面を割いて書いてあるので、実践してみようとしましたが、
なかなか難しくて、一人では取り組みにくかったです。

ということで、これも挫折。

興味あるひとは、取り組んでみてはいかがですか。

速読体験 その3

フォトリーディング  SRS速読法  ジョイント速読法  フォーカスリーディング

3番目は、ジョイント速読法です。

このシステムでは、読書による情報の処理の仕方を、

直列処理と並列処理

という言葉で説明しています。

直列処理は従来型の直線的読書、
並列処理は平面的読書つまり絵を見る時のように全体を見る読書として説明しています。

速読は言うまでもなく、並列処理ですね。
これは、右脳の処理能力を活用するということで、フォトリーディングで言っているのと同じです。

小学校のときからの音読習慣が、強制的に直列処理だけをするように仕向けてしまったと言っています。

本の中で著者は、400頁の半分ほどをさいてトレーニングの仕方を説明しています。

やってみるとなかなか難しいですが、 ほんの15分ほどのトレーニングで読書スピードは
1.5倍ほどにあがりました。  ただトレーニングを続けないと、すぐにもとにもどるようです。

訓練法はいろいろ書いてあったのですが、それぞれの訓練にどういう意味があるのか分かりにくくて、
効果の程がどうも信じられなくて、 これも挫折。

速読体験その4

フォトリーディング  SRS速読法  ジョイント速読法  フォーカスリーディング速読

今回は、4つ目フォーカスリーディングについてです。

これは、目的にフォーカスして読みを変えるというもので、
その速読の訓練法は、目を速い動きに慣らす訓練、視野を拡大する訓練、
認識スピード,処理スピードを帰る訓練など、かなり具体的に説明してある。

直感で、これはいけると感じた。 
この著者はネットで無料で、その方法や教材を公開している。
立派な人だ。信頼に足る人だ。速読をやるならこの人しかいないと感じた。
何しろ無料なのがとにかくすばらしい。

指南書とyou tubeだけをたより、やってみた。
いや、やっている。
5月から初めて半年、遅々としてではあるが、確実に読書スピードは上がっている、

そこで、塾生にも是非やってもらおうと、はじめた次第である。

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