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記憶の仕方

記憶の仕方

学習の大きな位置を占めるのは、暗記です。
“覚えればいいんだよ”
と人は簡単にいいますが、実は覚えることはそう簡単なことではありません。
なぜなら、脳は忘れるようにプログラムされているからです。
起きていても、寝ていても五感から入ってくる膨大な情報をいちいち覚えていたら、
脳はパンクしてしまいます。
(実は、そういう病気があるそうで、その人は常に入ってくる情報に振り回されて、
精神錯乱に陥り幻覚を見るようになり、とうとう命を落としてしまったそうです。)

ですから、脳は生命にかかわるような重要な情報は、選別して長期記憶の領域に送りこみますが、
そうでない情報は基本的に忘れるようになっているそうです。

なので、いかにして脳に大事な情報だと認識させるかが、効率よく覚える方法の肝になります。

その記憶のメカニズムに基づいた学習法をまとめたのが、以下の冊子です。
画像の説明
希望の方には無料で差し上げますので、メールまたはお電話でご一報ください。

以下にその一部を掲載します。

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記憶のメカニズムに基づいた学習法

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学習の転移 :
ある分野の理解の仕方を覚えるとほかの分野に対する理解の仕方まで上達する
脳は、あるものごとを理解するとき、その対象自体を記憶するだけでなく、同時に対象への理解の仕方も一緒に記憶している
異なる物事に潜む「法則性」や「共通性」を見つけ出して他の対象でもよりはやく理解できるようになる
ある科目をマスターしさえすれば、比較的容易にほかの科目の成績を上げることができる。どの科目も均等に勉強して成績を上げるようとするよりも、ひとつの科目に集中して勉強してまずそれを究、めてしまう方が長い目で見れば得策
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記憶の方法
[なんでもいいから思い出してみてください。」と言われたとき何を思い出すか。体験したことを思い出す。知識を思い出す人はいない。

								

経験記憶 : 自由に思い出せる記憶(過去の経験がからんだ記憶)
知識記憶 :
何らかのきっかけがないと思い出せない記憶人やモノの名前(ど忘れしやすい)学校のテストで覚えなくてはならないのはほとんどが知識記憶

テストの内容を知識記憶でなく経験記憶として覚えればいい
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連合 :
覚えたものの内容を他の内容と結びつけること単純な知識記憶でも何か他の物事に関連付けて覚えれば経験記憶に近づく 
ex. 勉強しながら食べたお菓子の袋の絵柄が浮かんできて「そうだ、あの時やったことだ」など

								

精緻化 :
連合によって物事を次々に連結してより豊かな内容にすること → 思い出しやすくなる
「今朝朝食に卵焼きを食べた」という極めて単純な経験記憶でさえ、焼きの味、匂い、色、その時の食卓の模様、座っている椅子の感覚、家族との会話など多くの要素が絡みあってひとつの記憶を作り上げている
ひとつのことを記憶するときでも、できるだけ多くのことを連合させるほうがよい。

								

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経験記憶の作り方
覚えたい情報を他の人に説明してみる

経験記憶はしだいに知識記憶に置き換えられたしまう。時々説明して記憶を鍛え直す。たとえば 声に出して耳を使った学習は声を使った学習より効率がいい。
歌詞はただの知識記憶なのにメロディーがあると思い出せる

								

手を動かして、紙に書き、声に出してなんどもしゃべりながら記憶する。

								

記憶の構造 : 方法記憶 、知識記憶 、 経験記憶

				

方法記憶 :
自転車に乗る方法、スキーの滑り方 など体で覚える記憶(how to) 無意識
言葉では説明しにくいもしくはできない記憶。
生命の維持にとってより重要な意味を持っている。

		

知識記憶 :
中学生のころまでは知識記憶がよく発達しているが、高校生のころは衰えていく。
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