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怒りのブドウ(2)

怒りのブドウ(2)

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アルコールには殺菌作用がある。
以前、干し柿にカビが生えかかったとき噴霧したら、絶大の効果があった。
試してみる価値があるとひらめきました。
私は、ひらめきでよく物事を判断しますが、自分のひらめきに多大なる信頼を寄せています。
株で大損をしたり、キノコ採りで遭難しかけたり、道に迷って夜通し彷徨ったり、例をあげると
きりがありません。
今回も性懲りもなく、またひらめきにかけてみることにしました。
アルコールには、飲むものも含めていろんな思い出があり、それなりの思い入れもあったので、
なおさらでした。
心弾む思いで薬局に行き消毒用アルコールを買てきました。
薬局のおじさんにいろいろと講釈を聞き、学生時代に酒がなくなって研究室のアルコールを飲んだ
という話まで聞かせてもらいました。
自分もその経験があるので、アルコール談議に花がさいてしまいました。
結局70パーセントアルコールが消毒にはいいということでそれを買ってきました。
ウォッカが60パーセント、ウィスキーが約40パーセント、日本酒が約15パーセント、ビールが5パーセント、
と比べると、著しく度数が高いので、ブドウが悪酔いしないか心配でしたが、薄めれば大丈夫だろうと勝手に考えました。
殺菌作用があるということは、ある意味毒物だということで、菌だけ殺して、ブドウは守らなくてはなりません。
それに、適した濃度を突き止めなくてはなりません。

昔、面白半分に毒劇物取扱責任者の試験を受けたことがあります。
その時に一夜漬で勉強した時の記憶をたどると、アルコールは劇物に含まれていたような気がします。
それが、メチルアルコールなのかエチルアルコールなのかそれとも両方なのか記憶にありません。
多分エチルアルコールは飲めるくらいだから劇物には属していないと思います。
ちなみに、その試験では、ガラス瓶に入った無色透明の液体をビンをゆらすだけで判別するという
ところで間違えて落ちました。

わたしは理科系出身なので、事実を積み重ねて結果を予想するという手法には慣れています。
アルコールの効果と弊害を予測するために何をするべきか、その辺のノウハウはよく心得ています。
実験観察の設計図を寝ながら頭に描き翌日の試行に思いをはせました。

相手は70パーセントアルコールです。
ちなみにエチルアルコールなので、お酒に入っているのと同じものです。
私は、アルコールはあまり強い方ではありませんが、巨峰がアルコールに対して、
どのような反応を示すかは未知数です。
最初は、1パーセント以下に薄めて反応を見ることにしました。

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