山菜取りと熊(2)
山菜取りと熊(2)
山菜採りと熊(2)
そこで、かなり有効な方法として、熊スプレーがあるというのを目にしました。
これは、北米のグリズリー対策として開発されたもので、その効果は実証済みだそうです。
ただ、これも問題があり、国産ではないので値段が高い。一万円近くします。
それに、主成分がカプサイシンとかいう成分で唐辛子を濃縮したようなものです。
だから、もし風が吹いていて自分にかかろうものなら大変なことになる。
最悪失明という事態もあるそうです。
それに、おとなしくにらみ合っている状態なら、スプレーを
用意する余裕も持てるかもしれないが、
突進してくる熊に対してはとても、スプレーを浴びせる時間はない。
と書いてありました。
結局、銃を所持するか空手を習うかしか有効な方法はないという結論に思い至りました。
さて、どうするか。
寝ながら考えました。
行き詰った時は、発想を変える。
これは、兵法の常道です。
熊と戦うことばかり考えているから、熊の強さばかりが立ちはだかるので、
熊と仲良くなったらどうか。
とふと頭をよぎりました。
新しい発想です。 まともな人には浮かばない発想だと思います。
野生の熊と仲良くなれるはずがない。だれでもそう考えます。
その通りですだと思います。
だから、人間と仲良くなるのではなく、例えば蜂蜜と。
武器ではなく蜂蜜を用意していったらどうか。
蜂蜜を熊に投げつけてら、熊はどう反応するのか。」
蜂蜜に興味をしめしたら、そのすきに逃げる。
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そんなうまくいくはずがないと思いながらも、試したい気も半分。
でも、リスクは大きいし、
やはり、極力出会わないように努力するのが一番かな。
結論はこれしかないみたいです。