超能力(2)
超能力(2)
塾生の中に超能力保持者がいたのです。
しかも小学生。
むかし、小児教育で有名な某学者さんの本に、0歳児は天才というのがありました。
その本のなかで、
右脳優位な0歳児には透視能力や予知能力が初めから備わっている。
それが、成長するにつれていろんな形で教育され、社会生活の中で
だんだん左脳優位の状態になり、いつの間にかその能力が消えてしまう。
とありました。
“2歳くらいの子が、おかあさんと家で、お父さんの帰りを待っている。
すると、車の音も姿も見えないのに、“あっ、お父さんが帰ってきた。”と
子供が、言う。
すると、しばらくして玄関のチャイムが鳴りお父さんが帰ってくる。“
こんなことが頻繁にあるそうです。
だから、少なくとも大人よりは幼児に近い小学生の方が超能力を持っている可能性が高いのかもしれません。
塾生の中にいた超能力者は、嗅覚が人並み以上に優れていました。
彼は、持ち物のにおいを嗅ぐと誰の持ち物かが分かるそうです。
だから、落し物が出ると、彼のところへ持ってこられるのだとか。
そのにおいを嗅ぐとたちどころに、これ○○ちゃんの、と分かるそうです。
私の持ちものを嗅いでもらいました。
すると、たちどころに、これ先生の、と分かりました。
そうではなく、○○のにおいがすると、その衣類に付着したにおいを言い当てました。
そのにおいがどこで着いたのか分かりませんでしたが。
そんな超能力者が塾生にいることを誇りに思います。
あてたら、何かちょーだいと言われてしまいました。