夏期学習の結果
2016.09.10
カテゴリ：ブログ
夏期学習の結果
昨日、８月２７日に実施した群馬県統一テストの結果が返ってきました。
およそ、２０日間ほどですが、８時間～１０時間勉強した結果だったので、結果をこころ待ちにしていました。
多少の不安を抱えながら。
結果は、夏期学習に参加した人の７１パーセントが、５教科の偏差値を５以上上げていました。
でも、答案を詳細に見てみたら、事前の学習でできていたところを
沢山落としていました。
授業で、数学だけですが、その間違ったところを説明も何もしないでやってもらったところ、ほとんどの人が点数にして２０点から３０点
分できていました。 ５教科の偏差値にして、2～3上がることになります。
たった１教科検証しただけでこれです。
他の教科もやってみたら、更に上がることが推測されます。
どうして、このようなことが起こるのでしょうか。
また、それを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。
プロの音楽家は、どんなに練習しても、リサイタルで持てるがすべて出せるとは限らないので、１００パーセントの力が発揮できるように、１２０パーセントの完成を目指して練習するそうです。
テストも同じで、普段の力が必ず発揮できるとは限らないので、
むしろ発揮できないことの方が多いので、多少のミスを犯しても
目標が達成できるように、完成度を上げる必要があるのです。
だから、”分かったから大丈夫。”ではなく、考えなくてもすらすらできるところまで、やりこんでおくことが必要なのです。
つまり、覚えたことが道具として使えるところまで習熟しておく必要があるのです。
